おはようございます。
いやぁ~ 今日もムシムシしています。
湿気がねぇ~。けっこう嫌ですね。
週の真ん中の水曜日です。
今日も元気出していきましょう。
本日は【「高度プロフェッショナル制度】と長時間労働」のニュースです。
現在開会中の通常国会に労働基準法改正案が提出されていますが、先週金曜日(7/24)の会見における「高度プロフェッショナル制度は長時間労働を助長するのではないか?」といった記者からの質問に対し、塩崎厚生労働大臣は次のように回答しています。
【会見概要】
http://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000092484.html
『今回の労働基準法等の一部を改正する法律案には、様々な施策が新たに示されております。
例えば、働き過ぎの関係で言いますと、中小企業における月60時間超の時間外労働に対する割増賃金率の引上げ、これは留保されていたわけでありますけれども、現在の25パーセントを50パーセントにするという引上げが、いろいろと業界の中で御意見がありましたけれども、今回これを引上げることにしておりますし、それから年次有給休暇の取り方でありますけれども、これについても年に5日は確実に取得できるというか、会社の方から指定をするという仕組みを初めて作るということでございまして、そういったことも多々入っているということを、まず御理解をたまわりたいというふうに思います。
その中に多様で柔軟な働き方の実現の一つとして、高度プロフェッショナル制度の創設が盛り込まれておりますが、その他にもいろいろありますけれども、その制度の対象となる、この高度プロフェッショナル制度ですね、これについては健康確保のための十分な措置を使用者に求めるということが明記をされている法律でもあるわけでございまして、今回の大綱(=過労死等の防止のための対策に関する大綱)と同じ方向を向いている法律というふうにお考えをいただければと思います。』
現在、安保関連法案等の影響で改正案の審議は進んでいませんが、今後も労働時間関連のトピックには注目しておく必要があります。
「過労死等の防止のための対策に関する大綱」が閣議決定されました(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000092244.html