ベンジャミン・バトン 数奇な人生
監督 デヴィッド・フィンチャー
ブラッド・ピット
ケイト・ブランシェット
ティルダ・スウィントン
ブラッド・ピットは、カッコ良すぎ。
ケイト・ブランシェットは、透き通るような美しさ。
生きることは、日々喜怒哀楽の連続。
喜んで、怒って、涙して、楽しみを
繰り返す経験をしながら、人は成長していく。
もって生まれた宿命は、変えられないけど。
宿命を受け入れた時、運命は変わる。
前向きな気持ちになった時に
はじめて、運命は自分でつくることがきる。
観終った後に、心地よい感じがする。
お奨めのファンタジー映画です。
ファンタジー映画と言えば、
私の大好きな作品である
ブラッド・ピット の「ジョー・ブラックをよろしく」。
今まで観た、映画作品の中でも5本の指に入る。
この作品と、いい勝負をしています。
軍配は、あと2回位観たらにしょうと
思っています。
人の願望は果てしない。
豊かな家庭に生まれたかったとか
日本じゃなくて、外国に生まれたかったとか
容姿はこうだ、あーだ、こーだ・・・等・・・・
あげればきりがない。
これは、だれもが一度でも思うとけど
絶対に変えることはできないよね。
両親を恨むなんて、もってのほかだし
全て受け入れないといけない。
この映画がアピールしているのはね。
宿命という課題、難題を克服しながら
支えてくれた愛する人、家族、友人、仲間を
想い感謝すること。
そうすれば、平行して、
心もピカピカに磨かれていくでしょう。
これができる人、できた人は
自分自信の運命を切り開くことが
できるでしょう。
口で言う程、簡単じゃないよ。
メチャクチャ難しいことだけどね。
映画の中では、繰り返し
「人生はどうにもならない出来事の積み重ね」
「永遠なんてない」
そんなメッセージが山ほどあります。
「もしも、あの時●●●●だったら」
「もしも、あの人が●●●●なかったら」
「もしも、あの車が●●●●寄らなかったら」・・・・
ただねぇ~、苦難と対面しながらも
全ての出来事には意味があると悟った瞬間から。
運命は変わっていきます。
挫折し、夢を諦めてしまっても
再チャレンジして、
夢を活かして進む姿にはしびれます。
ブラボー!!!
ブラッド・ピットが
挫折したケイト・ブランシェットへ
「夢を叶かなえる道は、ひとつではないよ・・・
望みはどんなことでも、いつか叶ものだから・・・・」
静かに語りかけるシーンは、
映画の後半になって
心にジワジワ染み込んでいきます。
スカァッ!!!とっ
する映画ではありません。
号泣する映画でもありません。
大学のゼミの教室の中で
ノートとペンを持ちながら、観た感覚が残ります。