おはようございます。
東京商工会議所から
新卒者等採用動向に関する調査結果が発表されました。
調査期間は平成18年1月20日~2月10日。
回答企業数546社(回答率10.9%)。
調査結果の概要は以下のとおりです。
【2006年4月の採用動向の特徴】
■新卒採用企業が増加
今年度の新卒者の採用について、
「予定あり」と回答した企業が66.7%と前年比11.5ポイント増加。
「予定なし」と回答した企業は33.3%と前年比10.9ポイント減少
するなど、中堅・中小企業においても採用実施企業が大幅に増加している。
■「予定人数確保」はほぼ半数
「(新卒者を)予定通り確保できた」企業は55.2%で
前年比2.0ポイント増加した。
これに対し、「予定通りではない(が確保できた)」
企業は33.5%で2.3ポイント減。
「一人も確保できなかった」は10.2%で
1.7ポイント増となり、双方合わせると
半数近い企業(43.7%)が当初予定人数を確保できていない状況。
【2007年4月の採用動向】
■来年度も増加傾向続く
「採用予定あり」と回答した企業は
59.5%で前年比16.1ポイント増加する一方で、
「採用予定なし」は14.7%と前年比4.3ポイント減少しており、
中小企業の採用意欲の回復傾向が目立つ。
■「採用活動」早める企業が増加
採用活動の開始時期について、「1月~3月」が
44.3%、と最も多く、「4月~6月」は33.5%であった。
「1月~3月」とする回答が前年比で6.3ポイント増加、
また「4月~6月」が3.2%減少しており、
採用活動を早める企業が増加していることがうかがえる。
【中途採用】
■中途採用に意欲的
今後3年間での中途採用の実施について「予定あり」の回答は
63.4%で、「予定なし」とする8.6%を大きく上回り、
中途採用に対する積極的姿勢が目立っている。
【インターンシップ】
■インターンシップへの理解進む
インターンシップについて受け入れたことのある企業は、
24.0%と、前回(平成14年)調査よりも9ポイント増加した。
また、今後の受け入れ予定についても、「積極的に受け入れる」企業が
6.4%、「要請があれば検討する」企業が44.7%あり、
同制度への興味や理解の高まりが感じられる。
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