渋谷区の社会保険労務士です。
こんにちは、高山英哲です。
今日、あなたと学ぶことは「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」である。
ひしひしと暑さが、襲ってくる日々。
あなたの職場でも、準備が必要だ。
昨年(平成29年)の職場での熱中症の
死傷者(死亡・休業4日以上)は544人だ。
これは平成28年よりも82人増加している。
死亡者は14人と、前年より2人増加しています。
熱中症による死傷者は、平成23年以降、
毎年400~500人台で高止まりの状態だ。
平成29年の業種別の死亡者では、
建設業が全体の約6割(8人)と、最も多く発生している。
さらに、熱中症で死亡した14人の状況をみると、
職場で基本的な対策が取られていなかったことが
指摘されています。
あなたの職場では、どうか。
熱中症対策はできているか。
私の事務所でも、建設業のお客様から、
この熱中症対策についての相談が、
にわかに、増えている。
これを今、お読みの、あなたも、感じているだろう。
そろそろ、従業員の体のために、
準備、対策をたてないいけないと。
「うちの会社の、社員は、みんな健康だし、心配していない」と思いながらも、もし「現場作業で、熱中症になったら、どうしょう。。」と。
そんな思いを抱えているのでは、ないだろうか。
そこで、今回は、あなたと「職場における熱中症」における対策、課題を摘出する。
そして、熱中症に関しての、疑念、迷い、悩みを払拭できるようにしていく。
私たちで、意見交換をしながら、ステップ・バイ・ステップで、すすめていく
特に、今まで「職場における熱中症」の問題点を、
理解していない場合、必ず大きな知識を得るはずだ。
「職場における熱中症の予防」のニュース、
留意点を確認し、これを有意義なものする。
通達「平成30年2月28日付け基安発0228第1号『STOP!熱中症 クールワークキャンペーン』の実施について」
通達「平成30年2月28日付け基安発0228第2、3、4号『STOP!熱中症 クールワークキャンペーン』の実施について」
通達「平成21年6月19日付け基発0619001号『職場における熱中症の予防について』」
早速、チェックしていこう。
ステップ1=押さえてきたい、職場における 熱中症による死傷者数の推移状況
まず、職場における熱中症による
死傷者数の推移(平成20~29年)をチェックしていく。
過去10年間(平成20~29年)の職場での
熱中症による死亡者及び休業4日以上、
業務疾病者の数(以下合わせて「死傷者数」という。)は、
こうだ。
平成22年に656人と最多だった。
その後も400~500人台で推移している。
平成29年の死傷者数は 544名、
死亡者数は14名で、平成28年と比較して、
死傷者数、死亡者数いずれも2割程度増加している。
「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(PDF:621KB)
ステップ2= 業種別では建設業が最も多い
過去5年間の(平成25~29年)の
業種別の熱中症は、こうだ。
死傷者数をみると、建設業が最も多い。
次いで製造業で多く発生している。
全体の約5割がこれらの業種で
発生していることになる。
平成29年の業種別の死亡者をみると、
建設業が最も多く、全体の約6割(8人)が
建設業で発生している。
業界特有の理由としては
どうしても、屋外での仕事が
多いことが要因といえる。
したがって、これからの時期は
常時、安全衛生配慮は、注意する必要がある。
通達「平成30年2月28日付け基安発0228第1号『STOP!熱中症 クールワークキャンペーン』の実施について」
通達「平成30年2月28日付け基安発0228第2、3、4号『STOP!熱中症 クールワークキャンペーン』の実施について」
通達「平成21年6月19日付け基発0619001号『職場における熱中症の予防について』」
最後まで、お付き合いいただき、ありがとうございました。
あなたの会社の、改善の一助になれば幸いである。
渋谷の社会保険労務士の高山英哲でした。
https://www.1roumshi.com/profile/
高山社会保険労務士事務所
電話 03-5784-0120
住所 東京都渋谷区神南1-5-4 ロイヤルパレス原宿5階